湿疹とは

湿疹は皮膚炎とほぼ同じ疾患で、赤くて痒みのある発疹を引き起こしたり、皮膚表面が粗くなります。
湿疹は乳幼児からお年寄りまで、幅広く発症し、体の特定の場所や全身のどこにでもできたりします。
症状の程度も様々あり、皮膚の乾燥や痒みなどの軽度のものから、皮膚をかきむしって出血が見られる重度のものまであります。
ただ、どのような皮膚炎でも、ひっ掻いたり擦ったりすると、その部分の皮膚が厚く、硬くなってしまいます。

湿疹の原因

かゆみを感じることが原因です。
神経の走行に沿って皮疹を生じることもあります。
不眠と関連しているとも考えられています。

湿疹の症状

• 湿疹の特徴は強いかゆみ
• ジュクジュクする
• 顔、耳、首、わきの下などの部位にみられる
• 肌のバリア機能が低下し、乾燥していることが多い

湿疹の治療法

乾燥をさせないことが大事なため、保湿がとても大切です。
市販のハンドクリームや皮膚科で処方される保湿剤などを小まめに使用し、乾燥させないようにし皮膚のバリア機能を保持することを心がけましょう。
かゆみや炎症が酷い場合には、ステロイド外用薬を併用します。