あさぶ皮フ科クリニックは札幌市の麻生にある皮膚科・美容皮膚科・皮膚外科・小児皮膚科です。Webからの予約が可能です。どんな些細なことでも皮膚症状でお悩みならお気軽にご相談ください。

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アトピー性皮膚炎Atopic-dermatitis

アトピー性皮膚炎とは

アトピー性皮膚炎とは、かゆみを伴う皮疹が全身に現れ、皮膚症状は良くなったり悪くなったりを繰り返すことが特徴の皮膚疾患です。
アトピー性皮膚炎の発症に重要と考えられているのがアトピー素因です。
アトピー素因とは家族にアレルギー疾患にかかった人がいる、自身がアトピー性皮膚炎以外の気管支喘息やアレルギー性鼻炎・結膜炎などの既往歴がある、IgE抗体を産生しやすい体質の方のことを指します。
こうした背景を持つ方がアトピー性皮膚炎にかかりやすいことはわかっていますが、具体的なことはほとんど分かっていません。

アトピー性皮膚炎の原因

アトピー性皮膚炎の原因は実に様々あると言われています。
アトピー性皮膚炎は多病因性の疾患で、アトピー素因(体質)とバリア機能の脆弱性等に起因する皮膚を含む臓器の過敏を背景に、複合的に関わる事がアトピー性皮膚炎の病態形成に関与するとされ、原因が複雑なことがうかがえます。

アトピー性皮膚炎の症状

皮膚症状は乳幼児期に発症し、慢性、反復性に経過し、乾燥傾向であることが多いです。
かゆみがあり、紅斑や丘疹などといった湿疹が、体のさまざまな部位に左右対称性に繰り返してみられます。
湿疹ができる部位は年齢によっても異なりますが、額、眼、口の周り、耳の周り、頸部、四肢関節部、体幹に現れることが多いです。
かゆみを伴う皮膚症状が特徴的で繰り返し出現することが診断の決め手となりますが、一見アトピー性皮膚炎のように見えて、別の病気のこともありえますので、判断に迷う場合はご相談ください。

アトピー性皮膚炎の治療法

治療は主に「薬物療法」、「スキンケア」、「悪化因子への対策」が治療の3本柱です。

薬物療法

皮膚の炎症を抑えるために、科学的に有効性が検討されている薬を使用して治療を行います。
薬物療法は「外用療法」と「全身療法」に大別されます。
塗り薬は「外用療法」、飲み薬や注射は「全身療法」に含まれます。

スキンケア

皮膚のバリア機能を保つために、入浴やシャワーなどで、やさしく汚れを落として、洗った後には十分な保湿を行いましょう。

悪化因子への対策

汗、ストレス、ハウスダストやダニなどの悪化因子はできるかぎり抑え、悪化因子を防ぎましょう。