CO2レーザーによるほくろ治療Co2-laser
CO2レーザーは主にほくろや老人性イボ（脂漏性角化症）、ウイルスが原因となったイボなどの盛り上がりのある皮膚病変の治療に用います。
メスで切除するよりも傷を最小限に抑え、出血もほぼない為比較的手軽に受けらえる治療です。
できものの大きさや場所によってはメスで切った方が綺麗になおる場合もあり、それぞれの治療のメリット、デメリットを説明し納得のいった治療を選んでいただきます。
痛みは麻酔の注射の時のみであり、レーザー照射中に痛みを感じることはほとんどありません。
但し、大きいほくろや根の深いほくろについては一度に除去すると皮膚組織への負担が大きいので、凹みが残ってしまう可能性があります。
場合によってはCO2レーザーではなくメスを使った手術をお勧めする場合もあります。
STEP1
診察
まずは一般の診療と同様に当日にウェブ予約をしていただきます。
診察の際、ほくろの大きさ、深さなどの形状や色を確認します。
悪性の疑いがなければCO2レーザー照射の予約を行います。
原則、当日の施術はできませんのでご了承ください。
STEP2
ほくろにCO2レーザーを照射
対象のほくろにCO2レーザーの光線を照射します。
麻酔の注射以外に痛みを感じることはほとんどありません。
施術時間は概ね5〜10分程度です。（黒子の大きさなどによって施術時間が長くなることもあります。）
出血することはほとんどありません。
STEP3
アフターケア
照射後の皮膚は破壊されて凹みます。
ホクロ除去後にできたキズにはデュオアクティブというテープを貼って頂きます。
剥がれなければ3〜4日ほど貼りっぱなしで問題ありません。
洗顔の時などに剥がれた場合は新しいものに張り替えます。
その上からお化粧も可能です。
およそ2～3週間ほど経過すると凹んでいた部分に皮膚ができて、平らになっていきます。
CO2レーザーのメリット
手術で取るよりも比較的傷あとが小さくなります。
手術よりも比較的短時間で治療が終了します。
CO2レーザーのリスク
- 照射後2～3週間デュオアクティブというテープを貼って保護する必要があります。
- 傷跡を最小限に抑える為に切除に治療を数回要する事があります。
- 場所や深さによっては傷跡が肥厚性瘢痕やケロイドになる事があります。
- 大きなホクロや深いホクロは陥凹が残る事もあります。
- 半年ほど赤み、茶色みが続く場合があります。
CO2レーザーではほくろ以外にも脂漏性角化症（老人性イボ）や尋常性疣贅（ウイルス性のイボ）なども治療が可能です。
また、当院のCO2レーザーにはフラクショナルレーザーの機能もあり、ニキビ跡の陥凹や傷跡や小じわ、毛穴の治療も行えます。
ほくろのCO2レーザー費用Cost
| 範囲 | 1回 |
|---|---|
| 3mm未満 | 8,800円 |
| 3mm以上 | 11,000円 |
上記料金は全て税込
診察料、薬剤費は別途かかります。
初回から1年以内の再照射込みの価格です（再診療および、追加薬剤料はかかります。）