あさぶ皮フ科クリニックは札幌市の麻生にある皮膚科・美容皮膚科・皮膚外科・小児皮膚科です。Webからの予約が可能です。どんな些細なことでも皮膚症状でお悩みならお気軽にご相談ください。

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皮脂欠乏性湿疹Asteatotic-eczema

皮脂欠乏性湿疹とは

一般的に、高齢になると、皮膚のバリア機能が低下し、角層の水分が蒸発して、いわゆる乾燥肌になります。
乾燥しているだけであれば、まだ保湿剤などスキンケアで改善しますが症状が進み、かゆみがでて、かきくずすことで、四肢や、腰回り、肩などに湿疹が生じてきます。
これを皮脂欠乏性湿疹といいます。

皮脂欠乏性湿疹の原因

皮膚が乾燥などによって角質層がはがれてしまうことが主な原因です。
皮膚の表面は、皮脂膜と角質層でできており、角質層は水分を多く含み、肌に潤いを保つ役割があります。
皮脂膜は油分を多く含み、角質層の水分を逃がさないようになっています。
しかし肌の表面が乾燥することで、角質層の水分が蒸発し小さな隙間ができてしまいます。
そこから様々な物質が入り込み、かゆみなどの炎症を引き起こしてしまうのです。

皮脂欠乏性湿疹の症状

肌の乾燥に伴い、かゆみやひび割れ、湿疹や発赤、皮膚がフケのようにポロポロ剥がれ落ちるといった症状が出ます。
こうした症状は、乾燥しやすい季節になると現れます。
とくに暖房の効いた部屋でポカポカと温まってきた時や、入浴して血行が良くなった時、布団に入って徐々に身体が温まってくる時など、血液の循環が良くなると症状が強くなります。
また、症状が出やすいのは、すね、ひざ、腕、脇腹、背中、肩などの部位です。
むやみにかくと一層かゆくなるため、かき続けないように注意しましょう。

皮脂欠乏性湿疹の治療法

乾燥を避けるためのスキンケアとして保湿剤を使用します。
また入浴時に熱い湯に入り過ぎない、体をゴシゴシ洗いすぎないなど、これまでの習慣の改善も必要です。
また肌がただれているなど、症状が進んでいる場合、ステロイド系の外用薬などを使用し治療します。